亡き父の誕生日

今日は父が生きていたら81歳の誕生日です。

本が大好きで、
小さいころから良く読んでくれました。
本を買うお金には何も言わずにいくらでも出してくれました。

あの世代にしては珍しく、
父は子どもの頃お姉さんに連れられてバレエ公演などに行っていたようで、
その影響で私もバレエはよく見ました。

ピアノが大好きで、
小学生の私が弾くのをいつも黙って聞いてくれました。

亡くなる前は、
パーキンソン病のほか
小脳の委縮ということもあり、
かなりの認知症でした。

暴れましたし、
他の入院患者を殴ったりして
騒動も起こしました。


でも、私の前ではいつもにこにこして、
いろいろな話をしていました。
まあ、まともな話はありませんでしたが、
どこか違う次元にいるようで、
結構、面白かったです。

今思うと、
父は身をもって、
私にいろいろなことを教えてくれたんだと思います。

老いること、
わからなくなること
動けなくなること

それがどういうことかということを。

最後の数年、
病院生活になりましたが、
その判断を私がしたこと、
恨んでないかな・・・

そのことだけが、ずっと心に引っかかっています。
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by allemande0611 | 2011-10-08 22:49 | 日記
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